文章が苦手でもできる振り返り

書けないのではなく、
「書き方を知らなかった」だけ。

文章が苦手な選手ほど、
マインドマップやKPTは力になります。

うまくまとめなくていい。
正解を書かなくていい。
自分の言葉でいい。


マインドマップ

― 文章が苦手でもできる振り返り ―

マインドマップは、思ったことを
「単語」や「短い言葉」でつなげていくだけの振り返り方法です。

悔しい
見逃した
迷った
次は早めに振る

文章にする必要はありません。
丸と線だけでもOK。

特に試合直後など、
感情がまだ残っているタイミングでは、
マインドマップだけで十分な振り返りになります。


KPT

― 行動につなげるシンプルな整理 ―

KPTは、経験を行動につなげるための整理方法です。

書くのは、この3つだけ。

  • Keep(続けること)
  • Problem(課題)
  • Try(次にやること)

長く書く必要はありません。
Tryが1つ書ければ、それで合格。


書けないのではない

1行でも、1つの丸でも、
書いたその瞬間に、
「経験」は「学び」に変わります。

どちらか1つでいい

マインドマップでも、KPTでも、
どちらか1つはやってみる。

それだけで、振り返りは「作業」ではなく、
次につながる力になります。

① マインドマップとは

● ひとことで言うと

頭の中の考え・感情・原因・気付きを「放射状」に見える化する方法です。

文章でうまくまとめる必要はありません。
思ったことを、思った順に、線でつないでいくだけです。

● 特徴

  • 正解を出すためのものではない
  • 思ったことを「そのまま」広げてよい
  • 感情・事実・原因・アイデアが混ざってOK

「うまく書こう」「正しい答えを書こう」と考えなくていいのが、最大の強みです。

● 基本構造

  1. 中央にテーマを書く
    例:「見逃し三振してしまった」
  2. そこから枝を伸ばす

    • 感情
    • 技術
    • 判断
    • 相手
    • 次どうするか
  3. 思いついた言葉を短く書く
    単語・短文でOK。丸と線だけでも問題ありません。

● 野球ノートでの価値

  • 「なぜダメだったか」を責めずに整理できる
  • 自分の思考パターンに気付ける
  • コーチに状況を説明しやすくなる

👉 内省(振り返り)に強い方法です。
特に試合直後や、気持ちがモヤモヤしているときに力を発揮します。


② KPTメソッドとは

● ひとことで言うと

行動を「良かった・続ける・改善する」に分けて整理する方法です。

感情よりも「行動」に焦点を当て、次につなげるための振り返りです。

● KPTの意味

  • K:Keep(続けること)
  • P:Problem(問題点)
  • T:Try(次に試すこと)

● 基本構造(3つの箱)

K(良かった)|P(問題)|T(次にやる)

● 野球ノートでの例

テーマ:見逃し三振

K:Keep(良かった)

  • 初球は冷静に見られた
  • バッターボックスでの構えは安定していた

P:Problem(問題)

  • 追い込まれてから消極的になった
  • ストライクゾーンの意識が曖昧だった

T:Try(次に試すこと)

  • 追い込まれたら「ゾーンを1つ決める」
  • 次の打席は初球から振る準備をする

👉 行動改善に強い方法です。
練習や次の試合に、そのまま活かしやすいのが特徴です。


マインドマップとKPT、どちらをやるべき?

結論から言うと、
両方できれば理想。
でも、どちらか一つは必ずやったほうがいい。

  • 気持ちが整理できない・言葉が出てこない → マインドマップ
  • 次に何をするか決めたい → KPT

大切なのは、
「書くこと」ではなく、「振り返る習慣」を持つことです。


野球ノートや気づきノート。文章にしなければいけないと思っていませんか?

文章が苦手な人でも、できる方法があります。

書けないのではありません。
「書き方を知らなかった」だけ。